ついにこの時が来た。
われわれは日頃から身を隠し、
トレーニングにはげんできた。
輝かしい初戦の結果は
大内ファイヤーズ21-15八木山さん
東京2020まであと1000日を切った。
ここからの、人生を賭けた闘いこそ、われわれが真価を発揮すべき時である
勝利の後、体育館の外では、我ら大内ファイヤーズを一目見ようと多くのファンが出待ちをしていた。
試合後指導を受ける両アタッカー
右目にはうっすらと光るものが
試合内容はと言うと、
ひと言で言えば、
沈黙が支配していた と言えよう。
要は勝算があったということ。
それは、われわれには沈黙を打ち破る新フォーメーション「J」があるからだ。
ただ、今日このタイミングで正直「J」は出したくはなかった。
「J」は2020の舞台で世界を驚かすために最後まで取っておきたかったからだ。