それはとある夏の日の午後
突如として始まった
その日の数日前のカメラには
一般人を装い見慣れない人物が映っていた
現地の水場の位置関係の確認だろうか
後日現地におもむいた私に
敵なのか味方なのか
疑いをもつ視線が容赦なく降り注いだ
私は現地のツテを駆使し
レジスタンスと呼ばれる集団の
ボスに会う事ができた
ボスは我々の取材に対し
顔と身長、それから好きな食べ物を口外しないことを条件に応じてくれた。
この日はとても暑く
ボスはクーラーボックスを持参していた。
恐る恐る中身を聞いた。
意外にも
一瞬笑みを浮かべ
「ブラックサンダー ホワイトチョコ」
と答えてくれた。
あの笑みには我々に何かを隠しているように私には感じた。
逃げ惑う市民には目もくれず
何かを狙っているようにも感じた。
この二人が?
ボスは投降した相手の武器を奪い
後ろを向くように指示をした。
戦火が広がる市民広場
中央がボス
後日現地リポートによれば
現在対立は収束しているらしい。
しかし、今後暑い日が続くと、再び対立は発生しかねないとのことだった
しかし
武器の大きな調達ルートでもある
トイザ◯スの季節の品揃え次第が終息の鍵をにぎると私は読む
夕日グラフ
記者 山ピ